診療案

金属アレルギーについて

近年、歯科補綴物(詰め物、被せ物)による金属アレルギーが注目されその予備軍も含め1,000万人(日本人の12人に1人)の存在が推測されています。

歯科用金属の中にはアレルギー症状を引き起こす危険性のある金属が含まれていることが有ります。現在の保険治療における差し歯、ブリッジ、かぶせ物は金属を使用している場合が多いです。メタルボンドと呼ばれる自費治療にも土台に金属を使用しているため、アレルギーの方には金属フリーのものが推奨されています。

金属アレルギーのある方は、医師に相談したうえで慎重に使用金属を選択する必要があります。

 

金属アレルギーの原因となりやすい主な金属として、コバルト、スズ、パラジウム、インジウム、イリジウム、クロム、ニッケル、水銀 などが考えられます。

こんな症状が出たら・・・

①手や足の裏に水泡や膿をもった膿胞ができる症状。

②口の中の粘膜にわずかに隆起した白線ができる症状。

③口内炎や歯肉炎、衣服などに触れている皮膚が炎症を起こす接触性皮膚炎、発疹。

医師・歯科医師に相談しましょう!

検査をしてみましょう!

代表的な検査方法には「パッチテスト」があります。

パッチテストとは、アレルギーの疑いのある金属試薬を肌に付けて肌の反応を見る検査です。一般的には皮膚科や大学病院などの専門外来で受けることが出来ます。

治療方法は??

アレルギーのある金属は、いったん身体が異物として認識してしまうと数年から十数年は、その反応がなくなることはありません。中には、アレルギーを一生抱えて過ごされる方も少なくありません。

金属アレルギーと自覚症状のない方でも全身不快症状や皮膚炎などのお悩みが有りましたら、長い年月の間にお口の中の金属の溶出が進み、知らないうちに金属アレルギーとなっているかもしれません。

その場合、原因となる金属を除去し、接触しないことが何より効果的な手段です。

その際、金属の代わりに用いられる主な素材がセラミックやレジンと言った素材です。